「オンラインで申請した在留カードを、入管の窓口で受け取りたい。何を持って行けばいいの?」
在留申請オンラインシステムで在留期間の更新などを申請した場合、新しい在留カードは「郵送」か「入管の窓口」のどちらかで受け取ります。
当事務所では、オンラインで申請したお客様の在留カードを、いつも東京出入国在留管理局(品川)の窓口で受け取っています。
この記事では、オンライン申請の在留カードを窓口で受け取るまでの流れと、持って行くもの、受け取りに行く前に確認したいことを行政書士が解説します。

東京セントラル行政書士事務所
行政書士 谷田
在留資格申請をメインに運営している行政書士事務所です。
事務所所在地は東京日本橋駅から徒歩2分のところにあります。
お問い合わせはこちらからお気軽にお送りください。
窓口で受け取るには、受領方法で「窓口」を選ぶ
オンライン申請の在留カードを郵送で受け取るか、窓口で受け取るかは、申請するときにシステムの「受領方法」で選びます(出入国在留管理庁「在留申請のオンライン手続 Q&A」Q5-1)。
郵送の場合は、審査が終わったあとに必要な書類を入管に送り、新しい在留カードが送り返されるのを待ちます。同じQ&Aでは、郵送は手元に届くまで一定の日数がかかっていて、窓口を選ぶと早く受け取れる可能性があると案内されています。
窓口でしか受け取れない場合
次のような場合は郵送を選べないため、受領方法で「窓口」を選びます。
| こんなとき | ポイント |
|---|---|
| 再入国許可も一緒に申請している | パスポートに許可のシールを貼る必要があるため |
| 在留カードではなく、パスポートへのシールで許可される | 在留期間が3か月以下に決まった場合など |
| 在留カードに漢字の氏名を一緒に書いてもらいたい | 受け取るときに「在留カード漢字氏名表記申出書」を出します。すでに漢字が書かれている在留カードをお持ちの方は、郵送でも受け取れます |
| 在留カードの有効期間の更新も一緒に行う | 新しい在留カードを受け取る時点で、16歳の誕生日まで6か月以内の場合など |
申請したあとに「窓口」へ変えたいとき
申請したあとでも、システムの「申込内容照会」で処理状況が「申請完了」か「審査中」と表示されている間は、「受領方法変更」から郵送と窓口を切り替えられます。
処理状況が「返却中」「発行待ち」「完了」になると、システムでは変更できません。どうしても変えたい場合は、申請した入管に相談します。郵送を選んでいて早く受け取りたくなった方は、早めに切り替えてください。
窓口で在留カードを受け取るまでの流れ
受領方法で「窓口」を選んだあと、在留カードを受け取るまでの流れは次のとおりです。
審査が終わると、システムの利用者として登録したメールアドレスに「審査完了」のお知らせのメールが届きます。メールには、窓口に持って行く書類が書かれています。
在留期間の更新や在留資格の変更が許可された場合は、手数料を払います。2026年10月1日以降に受け付けたオンライン申請は、審査完了のメールのあとに届く決済の案内に従って、コンビニ決済か銀行決済で払います。収入印紙は使えません(出入国在留管理庁「手数料の改定とキャッシュレス決済について」)。
支払いは、在留カードを受け取りに行く前日までに済ませるよう案内されています。2026年9月30日までに受け付けた申請は、許可が10月1日以降になっても、これまでどおり収入印紙で納めます。
今持っている在留カードやパスポートなど、審査完了のメールに書かれている書類を準備します。申請の種類によって必要な書類が違うので、メールの内容をよく確認してください。
申請した入管の窓口で、審査完了のメールの画面を見せるか、メールを印刷したものを出し、メールに書かれた書類を提出します。
新しい在留カードを受け取ると、古い在留カードは、ICチップに穴をあけて使えなくしたうえで返してもらえます。
窓口に持って行くもの
窓口に持って行く主なものは、次のとおりです。必要な書類は申請の種類によって違うため、最後は審査完了のメールで確認してください。
| 持って行くもの | ポイント |
|---|---|
| 審査完了のメール | スマートフォンなどで画面を見せるか、印刷したものを出します |
| メールに書かれている書類 | 今持っている在留カードやパスポートなど。申請の種類によって変わります |
| 決済完了のメール | 手数料の支払いを見せる必要は原則ありませんが、確認を求められることがあるため、在留カードを受け取るまで消さずに残しておきます |
| 在留カード漢字氏名表記申出書 | 在留カードに漢字の氏名を一緒に書いてもらいたい方だけ |
窓口で受け取れる人
窓口で在留カードを受け取れるのは、申請人である外国人の方本人か、在留申請オンラインシステムの利用者(申請を取り次いだ行政書士や、会社の担当者など)です。原則として、家族や友人など、それ以外の方が代わりに受け取ることはできません。
また、申請人の方が日本から出国している間は、在留カードを受け取れません。システムの利用者が受け取りに行く場合も同じです。
行政書士 谷田行政書士が取り次いだ申請なら、申請人の方が窓口に行かなくても、行政書士が代わりに在留カードを受け取れます。お仕事を休まずに済むので、喜ばれることが多いです。
受け取りに行く前に確認したいこと
窓口まで行ったのに受け取れなかった、ということがないよう、出かける前に次の点を確認しておきましょう。
- 申請人の方が日本にいる(出国中は受け取れません)
- 手数料を前日までに払い、決済完了のメールを残している
- 審査完了のメールに書かれた書類が全部そろっている
- 在留期限から2か月が過ぎていない
在留期間の更新などを申請していれば、審査中に在留期限が過ぎても、結果が出るまで(最長で在留期限から2か月まで)は日本にいることができます。ただし、許可が出ても在留カードを受け取らないまま在留期限から2か月が過ぎると、日本に滞在できなくなります。審査完了のメールが届いたら、早めに受け取りに行きましょう。この2か月の扱いは、特例期間中の出国を解説した記事でくわしく解説しています。
【申請取次者の方へ】東京入管の窓口で出す2枚の紙
ここからは、行政書士や会社の担当者など、申請取次者の方向けの補足です。
東京出入国在留管理局(品川)では、申請取次者が窓口でオンライン申請の在留カードを受け取るときに、次の2枚の紙を出します。当事務所が受け取りに行ったときに窓口の職員の方からひな形をいただき、「事前に書いてきてもらえると助かります」と教えていただいたものです。窓口でもらって書くこともできますが、事前に書いて持って行くと手続きがスムーズです。
『オンライン申請(窓口受領用)』
受け取る在留カードの一覧を書く紙です。1枚に10件まで書けます。太い枠の中を書き、右側の「職員記入欄」は空けておきます。
| 欄 | 書き方 |
|---|---|
| 上の欄 | 日付、受け取る方の名前、電話番号。取次者が受け取る場合は所属機関名(事務所名・会社名)も書きます |
| 申請受付番号 | 記入例にならって「東オン」「横オン」のどちらかに丸をつけ、オンライン申請の申請受付番号を書きます |
| 担当部門 | 紙の下にある「担当部門一覧」で、申請した在留資格の部門にチェックします。家族滞在の方は扶養者の在留資格の部門に、特定活動で部門がわからない方は職員の方に聞きます |
| 再入国許可申請 | 一緒に再入国許可を申請しているかどうかで「あり」「なし」にチェックします |
『申請取次者用メモ』
窓口に出す取次者のメモです。1枚に2枚分が印刷されているので、半分に切って使ってくださいと言われました。取次者の氏名、所属機関(弁護士・行政書士か、企業・組合などの申請取次者か)、予約の有無、連絡のつきやすい電話番号、持ち込む件数を書きます。「Aカウンター記入欄」と「番号札」の欄は空けておきます。
このメモの注意事項には、次のような場合はその日のうちに受け取れず、書類が返されると書かれています。
- 有効なパスポートを出せず、「旅券が未取得である理由書」も出していない場合
- 出した写真が規格に合っていない場合
- 今の住居地の届出がされていない場合
- パスポートや在留カードをなくしたのに、紛失の証明書を出していない場合
- 申請したときと違う取次者が受け取るのに、依頼書を出していない場合
- ヒジャブを着けた写真で、着用の理由書を出していない場合(初回のみ)
- 申請人の方が日本から出国している場合
なお、2枚の紙は当事務所が東京出入国在留管理局でいただいたもので、様式が変わることもあります。ほかの入管では、窓口で出す紙や手順が違うことがあるため、受け取りに行く入管の案内に従ってください。
行政書士に依頼するとできること
在留申請オンラインシステムは、申請人の方本人のほか、申請取次の届出をした行政書士も利用できます。行政書士に依頼すると、次のような点で手間を減らせます。
- オンラインでの申請から、許可のあとの在留カードの受け取りまでまとめて任せられる
- 申請人の方の代わりに、行政書士が入管の窓口で在留カードを受け取れる
- 受領方法の選び方や、在留期限・出国の予定に合わせたスケジュールを一緒に考えられる
申請そのものの必要書類や流れは、就労ビザなら技人国ビザの要件と必要書類の記事、結婚ビザなら配偶者ビザの申請・更新の記事で紹介しています。
在留期間の更新や在留資格の変更の申請でお困りの際は、東京セントラル行政書士事務所にお問い合わせください。
まとめ
オンライン申請の在留カードを窓口で受け取るときは、審査完了のメールと、メールに書かれた書類を持って入管の窓口へ行きます。
- 窓口で受け取るには、申請のときに受領方法で「窓口」を選ぶ。「申請完了」「審査中」の間は変更できる
- 窓口では、審査完了のメールを見せて、メールに書かれた書類を出す
- 2026年10月1日以降に受け付けたオンライン申請の手数料は、キャッシュレスで受け取りの前日までに払う
- 受け取れるのは申請人本人かシステムの利用者だけ。申請人が出国中は受け取れない
- 受け取らないまま在留期限から2か月が過ぎると、日本に滞在できなくなる



受領方法の選び方や受け取りのタイミングは、在留期限や出国の予定によって変わります。
ご自身での申請に不安がある方や、申請の手間を減らしたい方は、ぜひ一度東京セントラル行政書士事務所にご相談ください。
在留資格申請のことでお困りの方は以下のお問い合わせフォームよりお気軽にお問合せください。
事前にご予約いただければ土日祝日や夜間早朝なども対応可能な場合がございます。
オンライン申請を利用もしくは出張費用のご相談により全国対応も可能です。
よくある質問
- オンライン申請の在留カードは、郵送と窓口のどちらで受け取るのがよいですか?
-
郵送は手元に届くまで一定の日数がかかっているため、早く受け取りたい場合は窓口を選ぶと窓口に行った当日新しい在留カードを受け取ることができます。再入国許可も一緒に申請している場合などは、窓口でしか受け取れません。
- 申請したあとで、受領方法を郵送から窓口に変えられますか?
-
システムの処理状況が「申請完了」か「審査中」の間は、「受領方法変更」から変えられます。「返却中」「発行待ち」「完了」になると、システムでは変更できません。
- 窓口で、手数料を収入印紙で払えますか?
-
2026年10月1日以降に受け付けたオンライン申請は、収入印紙では払えません。審査完了のメールのあとに届く案内に従って、コンビニ決済か銀行決済で、受け取りに行く前日までに払います。
- 家族や友人に、窓口で在留カードを受け取ってもらえますか?
-
原則として、受け取れるのは申請人の方本人か、在留申請オンラインシステムの利用者(取り次いだ行政書士や会社の担当者など)だけです。
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